補助金申請において、設備価格の妥当性は重要な審査項目です。
しかし実務では、
- 見積は揃えた
- 相見積も取った
- 金額も大きくはない
それでも差し戻しや減額が起きることがあります。
そこで、申請前に確認すべき
価格妥当性チェックリストを整理します。
① 仕様は明確になっているか
□ 型番が記載されている
□ 性能・スペックが明示されている
□ 数量が明確である
□ 工事範囲が具体的に書かれている
仕様が曖昧なままでは、価格評価はできません。
② 一式表記になっていないか
□ 「一式」の内訳が説明できる
□ 設備本体と工事費が分かれている
□ 付帯費用が区分されている
分解できない価格は、妥当性を説明できません。
③ 相見積は比較可能か
□ 同一条件で取得している
□ 仕様差が整理されている
□ 価格差の理由が説明できる
□ 最安値以外を選ぶ場合、選定理由が具体的
社数よりも「比較構造」が重要です。
④ 市場水準との関係を把握しているか
□ 同等機種の価格帯を確認している
□ 相場から大きく乖離していない
□ 乖離がある場合は理由を説明できる
価格の位置づけが整理されているかがポイントです。
⑤ 単価根拠を説明できるか
□ 単価 × 数量の構造が明確
□ 積算根拠が示せる
□ 特注部分の算定根拠がある
「なぜその金額か」を言語化できるかが重要です。
⑥ 補助対象外経費が混在していないか
□ 保守契約が分離されている
□ 消耗品が除外されている
□ オプション費用が整理されている
対象外経費の混在は減額の典型原因です。
⑦ 事業計画との整合性はあるか
□ 設備が事業目的に直結している
□ オーバースペックではない
□ 数量は合理的範囲内
必要性の説明が弱いと、価格部分も疑われます。
本質は「説明可能性」
価格妥当性とは、
合理的に説明できる状態
のことです。
- 分解できる
- 比較できる
- 理由がある
この3点が揃っていれば、
差し戻しや減額リスクは大きく下がります。
申請前の確認という選択肢
価格構造や相見積の整理を第三者視点で確認することで、
見落としリスクを下げることが可能です。
設備価格の妥当性確認をご希望の場合は、
お問い合わせフォームよりご相談ください。

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